認定薬剤師研修セミナー 2014年6月15日

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認定薬剤師研修セミナー 2014年6月15日



臨床薬物動態情報の的確で正確な把握と発信 その2

講師

緒方 宏泰
明治薬科大学 名誉教授
日本アプライド・セラピューティクス学会 会長

略歴

京都大学薬学部卒業
京都大学大学院薬学研究科博士課程修了
国立衛生試験所薬品部
国立衛生試験所薬品部第一室室長
明治薬科大学薬剤学教授
明治薬科大学名誉教授
厚生労働省医療技術参与
独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員
国立医薬品食品衛生研究所客員研究員
厚生労働省後発医薬品等の生物学的同等性試験ガイド
ライン検討委員会委員
国立医薬品食品衛生研究所ジェネリック医薬品品質情報
検討委員会委員
日本アプライド・セラピューティクス学会会長
日本ジェネリック医薬品学会理事
薬物治療塾代表

著書

臨床薬物動態学 薬物治療の適正化のために(丸善)
アプライド・セラピューティクス 症例解析にもとづく薬物治療(じほう)
症例から学ぶSOAPワークブックー薬剤師が行う薬物治療マネージメ
ントー(じほう)

講義内容

全身適用を目的とする医薬品では、投与後、有効成分(薬物)が全身循環血中に到達し、循環血中から作用発現部位に運ばれた薬物濃度(血中濃度を指標にする場合には血中遊離形濃度)に関連して作用・効果が引き起こされる。薬物の効果・作用の源は、血中の遊離形濃度であると規定できる。この関係には例外がない。本セミナーでは薬物の効果・作用の源の情報である血中薬物遊離形濃度の把握を目的にする。
 血中薬物総濃度、遊離形濃度を決定している基本的因子について全体像の把握の後、基本的因子の中でも重要度が高いクリアランスに限定して、それを決定している因子、それら因子と病態の関係から、病態時の血中薬物遊離形濃度の変化を引き起こしている因子の推定、その推定を元に用量・用法の変更の提案へとセミナーを進めたい。但し、コンパートメントモデルなどに基づく速度論的解析は行わない。
 臨床薬物動態情報は、目の前の患者を対象に適用するための情報という意味もあるが、一方、医療に的確で正確な情報を発信し、我が国の医療レベルを向上させる面からも重要であると考える。後者の面についてはセミナーの中で問題提起をすると共に、参加者とも議論したい。

参加者の声

熱い講義を受講された皆様から非常に多くの喜びの声や感動の声を頂いております。
参加された先生方のナマの声を掲載しておりますのでこれから受講を検討されている皆様、ご参考にしていただければ幸いです。