認定薬剤師研修セミナー 2015年5月5日

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認定薬剤師研修セミナー 2015年5月5日



病院中心の医療から、地域全体を巻き込んだ地域包括ケアの時代へ

講師

秋山 正子
㈱ケアーズ 白十字訪問看護ステーション統括所長
暮らしの保健室 室長
NPO白十字在宅ボランテイアの会 理事長

略歴

秋田県生まれ
1973年聖路加看護大学卒業 関西にて臨床及び看護教育に従事。
実姉の末期がんの看取りを経験時に、在宅ホスピスケアに出会い1992年から東京都新宿区にて訪問看護を開始。2001年母体法人の解散に伴い会社設立。
現在㈱ケアーズ代表取締役、白十字訪問看護ステーション統括所長として、新宿区及びを東久留米市にて訪問看護・居宅介護支援・訪問介護の3事業を展開。
2011年高齢化の進む巨大団地に暮らしの保健室開設。

著書

「家で死ぬこと考えたことありますか?」2012年(保健同人社)
「在宅ケアのはぐくむ力」2012年(医学書院)
「在宅ケアのつながる力」2011年(医学書院)
「在宅ケアの不思議な力」2010年(医学書院)など

受賞

2009年(平成21年)11月 社会貢献支援財団「平成21年度 社会貢献者」表彰
2012年(平成24年)4月 第8回ヘルシー・ソサィエティ賞
2012年(平成24年)11月 第6回「新しい医療のかたち」賞(医療の質・安全学会)

役職

株式会社ケアーズ代表取締役白十字訪問看護ステーション統括所長
特定非営利活動法人白十字在宅ボランティアの会理事長
新宿区介護サービス事業者協議会副会長
東京女子医科大学非常勤講師など

異名は「市谷のマザー・テレサ」。
2010年3月NHKプロフェッショナル仕事の流儀に訪問看護師秋山正子として取り上げられる。イギリスのマギーズセンターに出会い、がん患者と家族のための新しい相談支援の形を模索。現在maggie’s Tokyo projectの共同代表を勤める。
2011年高齢化の進む団地に「暮らしの保健室」を開設。住民の健康や介護に関する相談に応じ、地域医療連携にも関与している。
2014年9月NHKスペシャルにて「新宿“人情”保健室」としてドキュメントされる。

講義内容

病院中心の医療から、地域全体を巻き込んだ地域包括ケアの時代へと、舵を切りつつある日本。もう既に地域の取り組み様の大きな差が見え出しました。
1992年の訪問看護ステーション制度初年度から活動して来た中で見えて来たものは、重くなってからの医療・介護の介入では遅すぎる、もっと予防の視点を持ち、重度化しないで穏やかに人生を終えるにはどうしたら良いか?その為には、身近な所に開かれた相談所の活用。
その場所が情報を得られる安心感や、専門家からのアドバイスが受けられる「居場所」お互いを支え合う空間、繋がりあえる心地よい拠り所になればと始めた「暮らしの保健室」の活動を紹介しながら、今後の地域ケアへの見通しもお話ししたいと思います。

ささえる医療 ~ささえる医療における薬剤師の実践~

講師

村上 智彦
医療法人社団ささえる医療研究所 理事長
ささえるクリニック岩見沢 院長

略歴

生年月日 昭和36年 3月13日
最終学歴 平成5年3月 金沢医科大学医学部卒業

昭和59年3月 北海道薬科大学卒業
昭和61年3月 北海道薬科大学大学院薬学研究科修了
平成5年4月~平成7年3月 自治医科大学附属病院レジデント
平成7年4月~平成9年4月 南伊豆町 国立湊病院内科勤務
平成9年5月~平成10年4月 自治医科大学地域医療学教室臨床助手
平成10年5月~平成11年3月 岩手県藤沢町 国保藤沢町民病院勤務
平成11年4月~平成18年3月 瀬棚町国民健康保険医科診療所長
平成18年4月~ 社団法人 地域医療振興協会、新潟県湯沢町保健医療センター医師
平成19年1月~ 夕張市立総合病院内科医長
平成19年4月~ 夕張市立診療所 指定管理者、医療法人財団 夕張希望の杜 理事長
平成19年7月~ NPO法人日本綜合医学会 理事
平成21年4月~ 金沢医科大学 学外臨床教授
平成21年7月 「若月賞」受賞
平成24年5月 医療法人財団夕張希望の杜理事長辞任
平成24年5月 NPO法人支える医療研究所理事長就任
平成24年8月 ささえる医療クリニック岩見沢 院長
平成25年4月 医療法人社団 ささえる医療研究所 理事長就任、ささえるクリニック岩見沢 院長 
現在に至る

講義内容

世界一の超高齢化社会である日本では地域包括ケアシステム多職種連携といった言葉が使われるようになり、従来の病気と戦う医療からささえる医療へ病院の医療から在宅医療へと政策やシステムが変化してきています。
そんな中で私達が取り組んでいる他職種連携、ソーシャルキャピタル・シェアモデルといった医療や福祉を手段として、まちづくりに参加するといった取り組みで、薬剤師がどのように参加して活躍しているのかを中心にご紹介したいと思います。
おそらく他の医療・福祉職と同様、従来のやり方・立場のままだと、薬剤師は不要になっていくのではないでしょうか?そんな問題提起も含めて話を進めて行くつもりです。

在宅療養支援・今後、薬剤師はどうあるべきか?

講師

平井みどり
神戸大学医学部附属病院薬剤部

略歴

1970年 3月 兵庫県立神戸高等学校卒業
1974年 3月 京都大学薬学部 製薬化学科卒業
1985年 3月 神戸大学医学部 卒業
1990年 3月 神戸大学大学院医学研究科博士課程修了 医学博士号取得
1990年 4月 神戸大学医学部附属病院薬剤部 文部技官
1990年 8月 京都大学医学部附属病院薬剤部 文部教官助手
1995年 4月 神戸薬科大学 助教授
2002年10月   同    教授   
2007年 3月 神戸大学医学部附属病院 教授・薬剤部長

特記事項
日本ゲノム薬理学会会長、日本在宅薬学会理事、ファーマシューティカルコミュニケーション学会理事、日本緩和医療薬学会理事、日本薬学会理事(27年4月より)、日本臨床腫瘍薬学会顧問

講義内容

薬歴不記載を放置している薬局チェーンが大問題となっている。様々な意見があるが、重要な事はやはり「原則に忠実であること」ではないだろうか。薬局が「医療機関」として認められ、患者のケアを行うことが義務づけられたいま、安全で効果的な薬物治療を提供するステーションとしての薬局で、患者の記録をとらない、などとは考えられない。報酬とか義務とかの問題ではなく、患者の治療に継続して関わる場合には当たり前の対応である。在宅療養は日本の趨勢であり、薬剤師は在宅薬物治療のマネジャーとしてだけでなく、ケア用品を含む様々なアイテム提供者として、あるいは多職種連携の調製者として患者の療養システム全体に目を配ることが求められる。即ち、災害医療のロジスティクス担当と同様に、効率的な医療資源を提供・管理することが、今後の薬剤師の役割となるだろう。

受講者の声

熱い講義を受講された皆様から非常に多くの喜びの声や感動の声を頂いております。
参加された先生方のナマの声を掲載しておりますのでこれから受講を検討されている皆様、ご参考にしていただければ幸いです。