大阪城カフェ第4回

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大阪城カフェ第4回





2016年2月6日(土)に第4回 大阪城カフェを開催致しました。
医療介護に携わっておられます皆様や地域の皆様にご参加いただきました。
この日は社会福祉法人松輪会 城東区城陽地域包括支援センター 包括支援担当の牧村憲和先生にお越しいただき、「地域包括支援センターってどんなところ?」をテーマにご講演いただきました。




『城陽地域』とは城東、鴫野、中浜、森ノ宮地域を合わせた地域のことで、大阪市城東区の南北に位置し、東成区・中央区に隣接した地域です。この地域で牧村先生は地域包括支援担当者として、地域包括支援ケアシステムの構築に取り組んでいます。


地域包括ケアシステムとは?
厚生労働省によると、団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年(平成37年)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。

出典画像:平成25年3月 地域包括ケア研究会報告書より



牧村先生は城陽地域での地域包括支援センターの活動を例に、地域包括支援とは地域ネットワークの構築、権利擁護、介護予防ケアマネジメント業務など地域包括支援センターの主な業務をお話され、 城陽地域での具体的な取り組みについてお話されました。

その内容は
  • ・地域行事での出張による介護・健康相談
  • ・UR住宅や、病院、薬局などとの連携
  • ・家族介護者支援教室(ユマニチュード)
    ※ユマニチュード(Humanitude)は、フランスで考案された認知症ケアの方法。見る、話しかける、触れる、立つという4つの方法が柱となっている。
  • ・福祉講演会(高齢者見守り)
  • ・地域ケアフォーラム
  • ・認知症予防教室(コグニサイズ)
    ※コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語。(国立長寿医療研究センターHPより)
など、多岐にわたる業務を実際に取り組んでいる写真とともにご紹介されました。

また、森ノ宮地域では高齢化率・独居率・身寄りの無い方が多く、若い方が少なく見守りなどの支え手が少ないことから、周囲とのつながりがなく、孤立した人を少しでも把握するため、森ノ宮のくらしについてのアンケートを森ノ宮の全世帯に実施し、希望者には個別の相談対応や安否確認希望を取るという、地域の実情にお応じた取り組みもお話されました。


牧村先生は医療職の方に対しては、地域包括ケアの一員として、地域の方が相談しやすい関係作りや、地域包括支援センターからの支援依頼のご協力をしていただきたいこと。地域の方に対しては、いつまでも元気でいるために周囲の人との交流者を図り、運動や健康管理を行い介護予防に務めること。困っときには身近な人や、民生委員さん、かかりつけのお医者さんなど、相談しやすい人、引いてはだれかと繋がって置くことが大切である、とのメッセージを伝え、最期を締めくくりました。

【牧村憲和 プロフィール】 社会福祉法人松輪会 城東区城陽地域包括支援センター 包括支援担当 社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員

■城陽地域包括支援センター http://www.kogane.or.jp/shigino/hokatsu.html

ご講演後は参加者の皆様と一緒に、講演テーマに沿って自由に意見交換をしていただきました。 大阪城カフェでは、おくすりに関する相談もできますので、お気軽にお越しください。 皆様のご参加お待ちしています。



認知症サポーターキャラバンのマスコットのロバ隊長
認知症サポーターキャラバンの隊長として、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりへの道のりの先頭を歩いています。ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実に進んでいきます。

キャラバンメイト養成研修テキストより引用