大阪城カフェ第5回

osakajo_cafe_20160326

大阪城カフェ第5回




2016年3月26日(土)に第5回 大阪城カフェを開催致しました。
医療介護に携わっておられます皆様や地域の皆様にご参加いただきました。
この日はいけじり内科・外科クリニック院長 城東区医師会 地域医療担当理事の池尻真康(いけじりまさやす)先生にお越しいただき、「城東区における地域包括ケアシステムについて~住み慣れた町、住み慣れた家で最期まで~」をテーマにご講演いただきました。



池尻先生は 団塊の世代の方々が75歳(後期高齢者)になる時には超高齢多死社会(2025年問題)が到来しつつあるといいます。 それまでに、地域包括ケアシステムを構築し、一つ一つの命に対して地域ができることな何かを考えてゆくことを目標としたいとお話されました。

城東区の地域包括ケアシステムは、 「地域住民・患者さんが住み慣れた町、住み慣れた家でその人なりの尊厳を保ちながら、価値観を尊重し、天寿を全うできるよう、多くの職種が協力して支援すること」を目標としています。

池尻先生は城東区の地域包括ケアシステムの例として、
  • ・城東区医師会在宅医療連携マップ
     城東区には4つの地域包括支援センターがあります。このマップには各圏域の病院・薬局・地域
     包括ケアセンターが示されており、医療や介護の相談が可能。
  • ・定期的に多職種協働城東区地域包括ケアシステムのネットワーク会議
  • ・城東区安心パスポートを発行
     患者・家族・ケアマネジャー・訪問看護師・主治医・薬剤師を基本ユニットとして患者を支援。
    これだけでは対処しきれない案件には、ケアマネジャーや区役所、警察、消防など、
    多職種でチーム編成を行って解決に努力する。

など、様々な取り組みをご紹介されました。


また、地域づくりの具体的な目標として、 癌や認知証になっても、住み慣れた地域、住み慣れた家で最期まで暮らせ温かい地域づくりのための 大きな4つの助けの柱
  • 1.公助(国や厚労省、自治内などの公の支援)
  • 2.共助(国民皆保険制度、介護保険制度など、誰もが等しく医療を受けられる)
  • 3.互助(住民組織、ボランティア、見守り隊など、お互いの助け合い)
  • 4.自助(健康管理、かかりつけ医をもつ、リビングウィルなどの、自分できること)
についてお話され、参加者は熱心に聞き入っておりました。

【池尻真康(いけじりまさやす)プロフィール】
いけじり内科・外科クリニック院長
城東区医師会 地域医療担当理事

■いけじり内科・外科クリニック
http://ikejiri-clinic.com/

ご講演後は参加者の皆様と一緒に、講演テーマに沿って自由に意見交換をしていただきました。
大阪城カフェでは、おくすりに関する相談もできますので、お気軽にお越しください。 皆様のご参加お待ちしています。



会場のUR団地では桜が芽吹き始めていました。