在宅療養支援認定薬剤師
CERTIFIED PHARMACIST
日在薬 NOW!
講師:狹間 研至/在宅療養支援認定薬剤師 開催地:オンライン
2009年12月に一般社団法人 在宅療養支援薬局研究会として発足し、2013年7月に日本在宅薬学会と名称変更した本学会。
当初は、バイタルサインを在宅現場でどう活用するかということを考え実践するための「薬剤師のためのバイタルサイン講習会」の活動と在宅現場での知識を学べるe-learningの提供、学術大会の開催をメインとしてきました。
その後、在宅療養支援認定薬剤師制度を発足、さらに、薬局パートナー制度、漢方研究会と、活動範囲を広げています。
そんな本学会に関する最新の情報や、様々な活動を通じて得られた知見などについて、会員の皆様に2ヶ月に1回、お伝えしていきたいと思います。本学会の様々な活動にご参加いただけるきっかけになれば幸いです。
選定療養について考えてみよう〜その位置づけとこれから〜(2024年12月開催)
令和6年10月から、後発医薬品があるお薬で先発医薬品の処方を希望される方は、その差額の1/4を負担するという「選定療養」の仕組みが導入された。選定療養制度の導入は、現場に少なからず混乱をもたらすため、一体何のためか?といぶかられる方も多いが、医療保険におけるほかの選定療養の内容を考えると腑に落ちるのではないかと思う。
また、この仕組みの導入は、今後の薬局・薬剤師のあり方を考える上で、①保険適用の範囲を限定する ②追加費用を可能にする といった面で非常に興味深いと考えられる。
今回は、本制度が薬局薬剤師に及ぼす影響と来たるべき未来イメージについて、考えてみたい。
※他日程のセミナーの抄録は随時掲載いたします
担当講師のご紹介
狭間 研至
一般社団法人 日本在宅薬学会 理事長
ファルメディコ株式会社 代表取締役社長
一般社団法人 薬剤師あゆみの会 理事長
【略歴】
平成7年 大阪大学医学部卒業後、大阪大学医学部付属病院,大阪府立病院(現 大阪急性期・総合医療センター)宝塚市立病院で外科・呼吸器外科診療に従事。
平成12年 大阪大学大学院医学系研究科臓器制御外科にて異種移植をテーマとした研究および臨床業務に携わる。
平成16年 同修了後、現職。
現在は地域医療の現場で医師として診療も行うとともに、薬剤師生涯教育や文部科学省薬学系人材養成の在り方に関する検討会委員としても薬学教育にも携わっている。