薬局パートナー部会
PARTNERS
薬局パートナー制度
薬局パートナー制度とは?
現在、我が国の高齢化率は27%を超え、今後ますますこの傾向は強まっていきます。2025年には高齢化率が30%を超えると予想され、日本の医療形態も医療機関から在宅・介護施設へとシフトしてきています。
2015年に厚生労働省から示された“患者のための薬局ビジョン”を実現するためには、薬剤師が薬を飲んだあとの患者の状態を把握すること、患者の状態を薬学的にアセスメントし改善策も含めて医師にフィードバックすることなど、薬剤師が患者をもっとみれる環境の構築が重要であると考えられます。
そこで、生まれたのが、薬剤師をトータルに支える『薬局パートナー®』です。
薬局パートナーは、薬剤師の本質的業務以外を担い、薬剤師が対人業務に専念する時間・体力・気力の創出を行います。
安全性を担保しつつ、薬局パートナーを活用し、薬剤師が患者をみる環境を構築する。その結果として薬物治療の質的向上を図り、患者さんに健康をお届けすることができる。これこそが薬局パートナー制度設立の目的です。
この目的から逸れることなく、『薬局パートナー®』という新しい職種の確立と育成を進めていきたいと考えています。
薬局パートナー制度のノウハウを身に付けるための各種セミナー
薬局パートナー部会セミナー
地域包括ケアの実施、拡充が進められる中、薬剤師もチーム医療の一員として在宅現場に出て、多職種と協業することが強く求められています。この部会セミナーでは、薬剤師だけでなく、すでに現場で活躍している「薬局パートナー®」にも登壇していただき、その業務の実際や今後の展望などについても考えていきます。
薬局パートナーセミナー(在宅編)
薬局パートナー業務の知識、技術およびマインドを学び薬局パートナー検定の合格を目指します。
在宅業務に関わっていない薬局、非薬剤師も「薬剤師が外来業務で患者をみる」ことが出来るように素晴らしい薬局パートナーを目指して頂きたく、どなたでも受けることができるセミナーとなっています。
OTC漢方薬店頭販売セミナー
日本在宅薬学会漢方研究会会長の狭間紀代と、長い現場での経験を培ってきた登録販売者の講師が、受講者の皆さまが山本巌流一貫堂漢方医学を学び店頭でOTC漢方薬販売に活用いただける方法をお教えします。
薬局パートナー部会 関連コンテンツ
手順書作成ワークショップ
薬機法や0402通知の解釈、薬局パートナー制度や実際の現場で実践する方法等を説明させて頂きます。ハザマ薬局で作成してきた手順書を基に、業務手順書を実際に作成して頂くワークショップです。