日本在宅薬学会について
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バイタルサイン講習会を受けられたきっかけは？

初めて講習会を受けたのは2013年11月、新潟から車で5時間かけて名古屋まで行きました。
「なんだ？この金額？高いなー。」と思ったのが、正直なところです。聴診器がもらえるし、在宅に行かないといけないから受けるべきだと、興味本位でクリックしました。
その時は狭間先生は多少聞いたことがあるくらいでしたが、この講習会にそれだけの金額の価値があるのか？と考えることは不思議とありませんでした。

バイタルサイン講習会を受けて、変化したことは？

まず、講習会を聞いて思ったことは、「薬剤師ってこのままだとやばいのでは？」と思いました。講習会を受講した2年ほど前も薬剤師としての仕事をきちんとこなしているつもりではいました。しかし、バイタルサイン講習会を受講してみて、まだまだやらないといけないことがたくさんあるはず！でも、変えようとしてもどうしたらいいのか？と、考える事も多々ありました。
インストラクター講習会、ディレクター講習会を受けていくうちに、同じことを考えている仲間がたくさんいることを感じ、元気をもらうこともできましたし、全国の薬剤師とＳＭＳなどを通じて情報交換もできるようになりました。

エヴァンジェリストになろうと思われた理由は？

気づいたら、エヴァンジェリストになっていました。やるならてっぺんまでやる！というのが私の真骨頂なので、特に理由はありません。でも、この学会に入ったらエヴァンジェリストにならないと意味がないと思います。なってその後どう生かすかは自分次第だと思います。

実際エヴァンジェリストになってみてどうですか？

講習会をＨ27.1月から開催させていただき、Ｈ28.1月まででおかげ様で新潟、郡山などで5回開催させていただきました。最初のころは人数が集まらずに中止となった苦い思い出もあります。自分自身が伝えなければならないことは、「薬剤師は今のままではやばい！」ということだけです。エヴァンジェリストになって、狭間メソッドを医師目線ではなく、薬剤師目線に置き換えて話をするのが、私の使命だと思っております。

理想の薬剤師の姿は・・・

かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師というフレーズが世の中を駆け巡っています。私たちは患者さんお一人お一人に薬をお渡しするのではなく、その方の健康、病気についてお任せ下さい！ときちんと言えるのが今後必要になってくる薬剤師像なのではないかと思います。この学会に所属している薬剤師のみなさんは、理想の薬剤師像に近づこうと努力されている方ばかりだと感じます。

最後に

私たち薬剤師が今後行わなければならないこと、改めて考えてみて下さい。
在宅をされている薬剤師、そうでない薬剤師も今後やらなければいけないことはバイタルサイン講習会に参加することでキッカケが見つかるかもしれません。私は新潟県、長野県などで主にバイタルサイン講習会を開催しております。県内外からのご参加をお待ちしております。