2025年12月3日(水)・12月17日(水)・2026年1月14日(水)・1月28日(水)開催
認定薬剤師セミナー
緩和ケア薬物療法研修会「かんわ道場」
講師:伊東 俊雅    開催地:リアル・オンライン

緩和ケア薬物療法研修会「かんわ道場」

在宅医療における緩和ケア薬物療法の標準化と薬剤師の実践力向上を目的として、全4回の研修会を実施する。
JPPS緩和薬物療法認定薬剤師の認定単位およびCPCの認定単位を付与することで、専門性の深化と学会活動の発展に資する。

①緩和薬物療法の基本と最新エビデンス

がん疼痛を中心とした緩和薬物療法の基本原理を整理し、最新のガイドラインやエビデンスを解説します。オピオイドの導入と適正使用、レスキュー薬の位置付け、副作用マネジメント(便秘・悪心・せん妄)を取り上げ、在宅現場で求められる薬剤師の判断力を磨きます。

②緩和薬理学 ― 病態と薬理をつなぐ視点

鎮痛薬の薬理学的背景を再確認し、オピオイド受容体や鎮痛メカニズムを基礎から解説します。神経障害性疼痛に用いられる抗けいれん薬・抗うつ薬の薬理作用や有効性も整理し、腸–脳–末梢連環や疼痛感受性に関する新知見を紹介。基礎と臨床を結ぶ薬理的理解を通じ、実践に応用できる知識を養います。

③在宅療養における緩和ケア実践と制度活用

在宅療養下の患者に対する疼痛管理を中心に、レスキュー薬戦略、貼付剤や持続皮下注などの工夫を共有します。医師・訪問看護・ケアマネジャーとの多職種連携に加え、診療報酬・介護保険制度の観点から薬剤師が実践すべき役割を考察。制度を背景にした介入の実効性を理解し、現場で即応できる実践力を強化します。

④症例検討 ― 臨床課題と薬剤師の介入

実際の在宅緩和ケア症例をもとに、疼痛コントロールの課題や薬剤師の介入方法を検討します。モルヒネ抵抗例におけるフェンタニル移行や患者心理への対応など、臨床的に難渋するケースを題材に参加者とのディスカッションを展開。多角的な視点から症例を深掘りし、実務に直結する判断力を鍛えます。

開催日タイトル申し込み
2025年12月3日(水)緩和薬物療法の基本と最新エビデンス
受付終了
2025年12月17日(水)緩和薬理学 ― 病態と薬理をつなぐ視点
受付中
2026年1月14日(水)在宅療養における緩和ケア実践と制度活用
受付中
2026年1月28日(水)症例検討 ― 臨床課題と薬剤師の介入
受付中

担当講師のご紹介

伊東 俊雅

講師:伊東 俊雅
東京女子医科大学附属足立医療センター/がん包括診療部緩和ケア室副室長・ 薬剤部長

【略歴】
1994年 昭和薬科大学薬学部卒業・薬剤師免許取得
1996年 同 大学院薬学研究科修士(薬学)学位取得(薬化学分野)
    北里大学病院薬剤部入局
2005年 東京女子医科大学病院薬剤部入局・緩和ケアチーム創設
2010年 同 薬剤部薬剤副師長・在宅療養薬剤師兼務
2016年 東京女子医科大学東医療センター薬剤部 薬剤部長
2022年 東京女子医科大学附属足立医療センター薬剤部 薬剤部長
2025年 4月現在
東京女子医科大学附属足立医療センター 薬剤部部長
同がん包括診療部統括薬剤師・緩和ケア室副室長
東京女子医科大学看護専門学校講師(薬理学)
明治薬科大学薬学部臨床薬学研修コース客員教授

2025年12月3日(水)・12月17日(水)・2026年1月14日(水)・1月28日(水)開催
認定薬剤師セミナー 基本構成

セミナータイトル

緩和ケア薬物療法研修会「かんわ道場」
 ①緩和薬物療法の基本と最新エビデンス
 ②緩和薬理学 ― 病態と薬理をつなぐ視点
 ③在宅療養における緩和ケア実践と制度活用
 ④症例検討 ― 臨床課題と薬剤師の介入

講師

伊東 俊雅(東京女子医科大学附属足立医療センター/がん包括診療部緩和ケア室副室長・ 薬剤部長)

開催日時

①2025年12月3日(水)
②2025年12月17日(水)
③2026年1月14日(水)
④2026年1月28日(水)
全日程:19:30~21:00

会場

zoomを利用したオンライン会場

受講費

会員 :8,000円/回
非会員:11,000円/回

取得単位数

1.0単位/回
日本緩和医療薬学会での単位取得も可能です。
※日本在宅薬学会の単位とどちらか一方のみの付与となります

定員

30名/回
(※定員になり次第、締め切らせていただきます。)

セミナーのお申し込み

開催日タイトル申し込み
2025年12月3日(水)緩和薬物療法の基本と最新エビデンス
受付終了
2025年12月17日(水)緩和薬理学 ― 病態と薬理をつなぐ視点
受付中
2026年1月14日(水)在宅療養における緩和ケア実践と制度活用
受付中
2026年1月28日(水)症例検討 ― 臨床課題と薬剤師の介入
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