漢方セミナー
HERABL SEMINAR

2015年幕張で開催された学術大会の漢方ワークショップに参加し、狭間紀代先生の講義を受講し、三つの体質に分けて考える一貫堂漢方の考え方を知り、それまでの漢方の切り口とは違う考え方に出会い、それまで途中で挫折していた漢方を再度学びたいワクワクした気持ちになり、漢方セミナーに参加しました。

西洋薬の治療とは違い、その方の不具合のある体の機能を良い方向に修正するようにはたらき、同じ方剤でも一人ひとりの効果に可能性を秘めており、西洋薬では体調を改善できなかった事に対しても奏功することがあるところに魅力を感じています。

患者さんのお悩みに対して、以前よりも多くのご相談をお聞きする事が出来るようになりました。漢方の処方が出ている患者さんに対してより深くアドバイスをすることが出来るようになり、食事や生活面についてもお話ししたり、以前よりも患者さんからより信頼していただけるようになったと感じています。
施設の往診同行の際に、医師に漢方の処方提案を行う事が出来るようになり、患者さんの状態が良くなることに繋がり、医師からも信頼していただけるようになったと感じています。

漢方を学ぶことで、現在、病気を抱えている患者さんだけでなく、未病の状態で体調不良の方の症状を病気になる前に救うことができると思います。
未病の方が病気に進行しないようにすることに大きく期待ができる漢方を薬剤師が学び、薬剤師がそこに関わることがこれからの薬剤師の役割の一つなると考えています。
自分や家族の健康管理にも漢方を学ぶことはとても有意義な事です。
日本在宅薬学会の漢方セミナーでは、一貫堂漢方の考え方を学ぶことができ、難しく考えずに楽しく漢方を学ぶことができます。挫折することなく漢方を学ぶことが出来る一貫堂漢方から漢方を学ぶことをお勧めします。