大久保 弥生 Yayoi Okubo

漢方の魅力は、西洋薬でも自覚症状が改善されないときに次の一手として使えるところです


漢方セミナーに参加したきっかけは何でしょうか?

漢方薬については大学時代にほとんど学んだことがなく、現場での知識不足を痛感していたため。


漢方の魅力はどんなところでしょうか?

病気とまでは思わないが、体調が何となく悪いときに試せるところ。
診断に基づいて処方されたいわゆる西洋薬でも、自覚症状が改善されないときに次の一手として使えるところ。


漢方を学んで現場の業務ではどのように変わりましたか?(メリット等)

現在の現場では、漢方エキス剤の処方が非常に多く、煎じ薬への関わりもあります。構成生薬による目的の違いなど、患者さんへの説明がとてもしやすくなりました。適応から理解しようとすると丸暗記のようになってしまいますが、方剤の成り立ちを理解すると、スッと頭に入ってくる感覚です。見た目も含めた患者さんの状態、訴えから、どのような方剤が良いか検討し、医師や患者さんに提案することもあります。


これから漢方を学ぼうとしている方へ一言

ここで学ぶ漢方は、まずは限られた方剤を使う、わかりやすさから入ります。学んでいくうちに、気血水、四診、証などの理解も深まります。そして現場で使える知識として構築できますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう。


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