漢方セミナー
HERABL SEMINAR

「聴く」薬剤師であることです。患者さんのお気持ちをよく聴いて、その人のストーリーを薬物治療に反映できるように心がけています。
エビデンスはもちろん大切ですが、ナラティブも大事にして仕事に向き合いたいと常に思っています。

大学時代の講義・国家試験勉強を通じて、生薬・漢方の知識は完全に「その場しのぎ」のものでした。しかし、現場に出てみると処方量の多いこと・・・。一から勉強しなければと思っていたところに狭間紀代先生からお誘いいただいたことがきっかけとなりました。

効果の面からみると、魅力は2点あります。まず、1点目は、西洋薬では治療できないところに手が届く点です。2点目は1つの方剤でいくつかの症状が改善することがある点です。
また、零売に対応できる商品が多いことも魅力だと感じています。症状や予算に合わせて分けて売る方法をとれることは、今後セルフメディケーション推進に向けて、薬局・薬剤師にとって武器になると思います。

まず、医師に処方提案する際に選択肢が広くなりました。魅力の部分でも触れていますが、胃腸運動改善薬を投与してもよくならない食欲不振に漢方を提案し、改善した例を経験しました。
また、外来で来られる患者さんに相談されることが増えました。会話のきっかけになり、お悩み解決ができるようになりました。

漢方に対して苦手意識を持っていた私でも、漢方セミナーを通して患者さんに漢方をお勧めできるようになり、この経験を自分の地元の近くの方たちと共有できたらいいなと考えたからです。

患者さんや医療従事者から、薬と健康の専門家として頼ってもらえ、顔を思い浮かべてもらえるような薬剤師です。

一緒に学んで成長させていただきます！！よろしくお願いいたします。