2020年4月18日(土)開催 0402通知、改正薬機法、2020年度調剤報酬改定から読み解くこれからの薬局・薬剤師のあり方 講師:狹間 研至    開催地:オンライン

それにしても大きな変化を遂げたものである。

ピッキングは薬剤師の仕事であり、薬剤師以外は調剤室に入ってはならないということは、0402通知で境界がクリアになり、薬剤師が対人業務を行うための時間、気力、体力を確保する目途がたった。
薬剤師の仕事は、薬を渡すまでであり、それ以後のことはしなくても良い、ということは、改正薬機法にて服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導が行うことが薬剤師にも求められるようになり、薬剤師の仕事は対物業務から対人業務にシフトすべきだということが明らかになった。

とはいうものの、これらの変化を起こすには薬局経営の観点からは微妙なことが少なくはなかった。しかし、2020年度改定では、調剤報酬改定においても、薬剤調整などの対物業務から、薬学的管理などの対人業務への構造的な転換を推進するための所要の重点化と適正化を行うという方針が明らかにされた。所要というのは、ある事柄行うために必要な時間やお金などのことを指すそうだが、まさに、対物から対人へ構造的に変化するための調剤報酬の抜本的な改定と位置づけられるだろう。

この画期的な改定をどう乗り切るのか。この改定へとつながった大きなトレンドをとらえながら、そのポイントについて考えてみたい。

取得単位数

1単位

受講費

正会員:6,000円/一般非会員:7,000円/学生:5,000円

定員

50名(※定員になり次第、締め切らせていただきます。)
 
 

担当講師のご紹介

狹間 研至 一般社団法人日本在宅薬学会 理事長 ファルメディコ株式会社 代表取締役社長 医療法人嘉健会 思温病院 理事長 熊本大学薬学部・熊本大学大学院薬学教育部 臨床教授 京都薬科大学 客員教授

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