現在、我が国は超高齢化社会に突入し、医療形態は医療機関から在宅・介護施設へとシフトしています。在宅業務の増加に伴い、薬剤師も薬局の外へ飛び出し、チーム医療の一員として働くことが求められるようになっています。このような社会的要求に応えるべく、これまでとは比較にならないほど、薬剤師の責任は重くなり、同時に業務量も肥大化しつつあります。

在宅業務を中心とした薬局の作業工程を詳細に分類してみると、26項目130工程にものぼります。薬剤師が、これだけの膨大な工程をすべて行う必要は本当にあるのでしょうか?薬剤師が膨大な業務を抱え込んでしまうことにより、本来行うべき業務が疎かになる事態は避けなければなりません。そのため、薬剤師と協働する人材=薬局パートナーの活用がとても重要となってくるのです。

薬局パートナー制度の運用目的を、薬剤師の人件費抑制と結びつけるとうまくいきません。薬局パートナー制度の最大の目的は、薬剤師を可能な限り対人業務に専念させることです。薬剤師の対人業務の継続は、将来的な薬剤師への社会的評価を高めることにも繋がります。

今回、薬局パートナー制度の導入を検討されている薬局様、あるいは薬局パートナー制度を導入しているがうまく運用できていない薬局様を対象に、ワークショップを開催することにいたしました。まずは、薬剤師および非薬剤師ともに、これまでの概念や働き方への意識改革が必要です。ご自身の薬局において薬局パートナー制度の導入を阻害している要因や運用上の問題点を可視化し、皆で解決していきましょう!

2022年10月30日の薬局パートナーワークショップは終了いたしました。次回開催をお待ちください。

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