漢方セミナー
HERABL SEMINAR
佐谷 怜子 Reiko Saya

漢方は意外と「難しくないけど、奥深くて面白い!」です

漢方セミナーに参加したきっかけは何でしょうか?
学生時代から「漢方を学びたい」と思っていたものの五臓六腑や陰陽五行など「難しい、ややこしい」壁にぶつかって何度も挫折を繰り返していました。そんな中で、日在薬の漢方セミナーは「3つの体質で考えることを基本」としているので、「難しくないかも、出来るかも」と思ったことがきっかけで参加しました。
漢方の魅力はどんなところでしょうか?
一つの症状や症例に対して考えられる方剤が複数あることから、「効かない」訳ではないものの「いまひとつ」という場合には他の方剤に切り替えて何度も検討していける部分に魅力があります。また、お悩みの症状が複数ある場合には、まずは一番辛い症状、主となる症状に着目して方剤を考え、それが改善してきたら次に辛い症状に対しての方剤を検討するなど、辛さや症状に応じて方剤を考えながら症状の改善を見守っていける部分に魅力があると感じています。
漢方を学んで現場の業務ではどのように変わりましたか?(メリット等)
「病院に行くほどではないけれど、もう少し楽になりたい」、「病院に行っているけれど、なかなか改善しないのでもう少し良くなれれば」という方に対して、「ちょっと試してみて」「もし今一つだったら他の薬の候補もあるので」と漢方薬をお勧めしやすくなりました。また、日在薬の仲間が出来たことで、色々な先生方の意見や見解を伺えたり、先生方の様々な事例から学ぶことで自分では思いつかない方剤やアイディアを知ることが出来るので、医師への処方提案の幅が広がりました。
これから漢方を学ぼうとしている方へ一言
難しく考えずに、まずは「はじめの一歩」を踏み出してみてください。
意外と「難しくないけど、奥深くて面白い!」ですし、何よりも、学んだことが比較的すぐに患者さんの笑顔につながっていくと思います。患者さんのみならず、自分自身や家族の健康など日々の生活の中で役立つことがたくさんありますよ!
