2024年8月25日(日)開催 日在薬NOW! 3回目 講師:狹間 研至/渡邉 剛志    開催地:オンライン

【薬局パートナー制度を導入する際の3つのポイント】
本学会では、2017年にパートナーシンポジウムを開催し、業界の中で先駆けて薬局における薬剤師以外のスタッフの活用について提唱してきました。これは、薬剤師が対人業務にシフトするためには、薬剤師の時間・気力・体力を確保する必要があると考え、私が経営するハザマ薬局での試行錯誤をもとに作った仕組みを公開したものです。

もちろん、薬剤師のみが調剤を行うことを定めた薬剤師法19条がありますから、欧米で見られるいわゆる「テクニシャン」の制度は、基本的に日本には適用できないです。しかし、薬局内には、調剤業務以外にも、薬剤師の時間・気力・体力を奪っていく業務やタスクが沢山あります。

また、「テクニシャン」のような概念についても、2019年に厚生労働省から発出された「調剤業務のあり方について」という課長通知(いわゆる「0402通知」)で、一定のガイドラインが出ました。

今後、調剤報酬も対物から対人へシフトするだけでなく、薬局の選ばれ方が立地から機能へと変遷していくなかで、顧客との関係を築き、体験を共有していくための仕組みを作っていくためにも、薬局パートナー制度の導入は不可欠であると考えます。

本学会で検定制度を始めて以後、少しずつ、この輪は広がりつつあり、先月の日本在宅薬学会学術大会でも薬局パートナー制度を活用して成果を上げ始めている事例が、いくつも報告されていましたが、まだまだ、上手く行かずに悩まれている方も少なくないと思います。

今回は、私の経験も踏まえながら、薬局パートナー制度を導入する際のポイントを具体的にわかりやすくお伝えしたいと思います。

受講者の声

熱い講義を受講された皆様から非常に多くの喜びの声や感動の声を頂いております。
参加された皆様のナマの声を掲載しておりますのでこれから受講を検討されている皆様、ご参考にしていただければ幸いです。







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